リアルなピアス穴あけ体験談 第二弾です。
体験談執筆していただいた方は全員、WEB上でライターとして文章を書いている方々です。
第2回目のライターは PMSさん です。
PMSさんの場合
【人生初のピアス体験を経て伝えたいこと】
女性であれば、両方の耳たぶにピアスホールを開けるのがスタンダードだろう。
だが私は、「開けるなら軟骨にボディピアス!」と決めていた。しかし多くの人が思う「痛いのでは…?」という不安から、なかなか手が出せずにいた。
ある年の初秋。
新宿のど真ん中にあるファッションビルでショッピングをしていた私は、小さなアクセサリー屋さんでボディピアスを見付けた。
「こんなところに売ってるんだ!」と、びっくりした。

なぜなら、「ボディピアスはもっと退廃的でひっそりとした隠れ家のようなところで買うものだ」という謎の先入観を持っていたからだ。
手に取って眺めていると、店員さんが声を掛けてきた。
「そちらは初めてボディピアスに挑戦する人向けの、ちょうど良いサイズですよ♪」

そのピアスはただの『丸』で、その『丸』を『ボール』で留めるデザインだった。この『ボール』で『丸』の端と端を留めることで、身体から外れないような設計になっていた。シンプルなデザインも可愛いと思ったし、サイズ感も良かった。
さらに店員さんは言った。
「こちらは“サージカルステンレス”という素材を使っていて、医療用の金属なんです。なので他の金属に比べて、アレルギー反応も出にくいんですよ!それにお買い上げいただくと病院を紹介しますので、そこで無料でピアスを開けて貰える特典があります♡」
「病院で開けて貰えるなら安心だ!」
私はそう思い、初めてのピアスを購入した。
そしてその足で、紹介してもらった病院へ向かった。

こんなところに病院があったんだ…と思わずにはいられない、新宿の雑居ビルの何階かにその病院はあった。新宿という場所柄、入り口は分かりにくく薄暗かった。急に「やはり“ボディピアス(に関連するもの)はなんとなく怖い…“」という思いが湧き上がってきたが、もう買ってしまったのだ。
長年着けてみたかった、憧れのボディピアス。
…開けてしまおうではないか!!
気持ちを切り替えて、狭いエレベーターに乗り込み病院の扉を開けた。
するとそこは…

ごく普通の『病院』だった。清潔感ある院内には、予想以上に多くの患者さんが待合室の椅子に座って順番を待っていた。
ピアスホールを開ける患者は別枠のようで、受付でその旨を伝えるとすぐに診察室へ案内された。
あっという間の出来事で、「痛い」などと感じるヒマもなかった。
すぐに診察室から出され、受付で簡単に施術後のケアの仕方が書いてある紙をもらい、病院を出た。終わるまでの所用時間は15分程度だったと思う。
・・・
この時期に開けたのは、我ながら良い選択だったと思う。
もし夏に開けていたら汗などで不潔になりやすかっただろうから、消毒もこまめにする必要があっただろう。
経過も順調だった。「毎日消毒してください」と言われたが、2〜3日に1回…気付いたらする、という感じで全く問題はなかった。
半年後にはもっとデザイン性の高い物に変え、ピアスのお洒落を楽しんだ。
ピアスをしたいけど悩んでいる全ての人に伝えたい。
「ピアスの穴…開けるの、痛くないよ♡」
PMSさんありがとうございました。PMSさんの初ピアス体験談は以上です。 最初から軟骨ピアスをあけたのですね。最近多いパターンの先駆者ですね。
バーベルタイプではなくキャプティブを使用したようですね。消毒に関しては毎日しなくて逆によかったと思います。
それではまた次回
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